カルノリレンタカーが車買取事業に参入、レンタカー再利用で高価買取を実現

カルノリレンタカーが車買取事業に参入、レンタカー再利用で高価買取を実現

カルノリレンタカー株式会社(東京)は1月13日、車買取専門の新ブランド「クルマ買取カルノリ」を開始したと発表した。

全国に展開するレンタカー店舗網を活用し、買い取った車両をレンタカーとして再利用することで、中間業者を排除した高価買取を実現するとしている。

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レンタカー再利用で中間マージンを削減、実店舗での即日査定にも対応

レンタカー再利用で中間マージンを削減、実店舗での即日査定にも対応

新ブランド「クルマ買取カルノリ」は、買い取った車両をレンタカーとして活用することで、オークションなどの中間流通を省略する仕組み。

同社は全国にレンタカー店舗を展開しており、買取車両を自社のレンタカー事業で使用できるため、従来の買取業者に比べてコスト削減が可能になるという。

サービスでは実店舗での即日査定と出張査定の両方に対応する。

走行距離10万キロ以上、10年落ち、事故車、車検切れ、廃車予定の車両も査定対象とし、買取後に移動手段がなくなる利用者には、レンタカーの貸し出しも提供するという。

一括査定サイトの営業電話や信頼性への不安が背景に

一括査定サイトの営業電話や信頼性への不安が背景に

車買取市場では近年、一括査定サイトの普及に伴い、複数業者からの営業電話や、実店舗を持たない業者の信頼性に対する消費者の懸念が指摘されている。

また、中古車流通において複数の中間業者が介在することで、消費者への買取価格が抑えられる構造的な課題も存在する。

同社は2022年4月の設立以降、中長期レンタルに特化したレンタカー事業で全国展開を進めてきた。今回の買取事業への参入は、既存のレンタカー店舗を活用することで、買取と貸し出しの両面からサービスを拡充する動きといえる。

代表取締役のコメントは以下の通り

代表取締役 勇 翔太 氏

カルノリレンタカーを全国展開する中で、車買取業界のさまざまな課題を目の当たりにしてきました。
クルマ買取カルノリでは、『中間マージン』を一切なくし、直接買取を実現。その結果、お客さまには高い買取価格を提供でき、私たちもオークションから車を購入する必要がなくなるため、双方にとってメリットのある状況が作れました。
クルマ買取カルノリは、中間業者を排除し、DX化を徹底することで、お客さまとエンドユーザー双方に利益のあるサービスを提供してまいります。

画像引用:カルノリレンタカー

既存のレンタカー店舗に併設、スピード展開を目指す

同社は今後、既存のレンタカー店舗にクルマ買取カルノリを併設する形で、順次展開を進める方針を示している。レンタカー事業で蓄積した顧客ネットワークを活用できる点を強みとしており、買い取った車両の再販先を確保できることが、高価買取の実現につながるとしている。

サービスはローンチしたばかりなので、今後、買取規模の拡大に伴い、従来の中古車流通ルートへの依存度がどの程度高まるかは、運用次第となるだろう。また、レンタカーとしての使用基準を満たさない車両の取り扱いについても、事業展開の中で明らかになっていくとみられる。

中古車買取市場では、消費者の利便性向上と透明性の確保が課題となっており、実店舗を持つ事業者による買取サービスの拡充は、市場の選択肢を広げる動きとして注目される。向にも注目が集まる。

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