2026年6月の車買取相場変動と市場トレンド

2026年6月の車買取相場変動と市場トレンド

車を売却するタイミングを見極めるうえで、買取相場の動きを知ることは重要です。相場は季節や市場環境によって変動するため、「今月の相場は先月と比べてどうなのか」「これから上がるのか、下がるのか」といった情報は、売却を検討している方にとって大きな判断材料となります。

この連載では、毎月の買取相場データをもとに、主要車種の価格推移や市場の動きを解説。さらに、買取の現場で活躍するプロフェッショナルの生の声を通じて、データだけでは見えてこない市場のリアルをお届けします。

目次

今月の買取相場変動(2026年6月)

2026年6月時点における買取相場変動率と、主要5車種の買取相場金額、また過去からの推移をご紹介します。

買取相場変動率

編集部が取得している車種別の買取相場情報から、毎週10台以上出現しているモデル(42台)の平均落札価格の変動を出しました。※単純平均(台数ウェイトなし)

6月は3月の平均落札価格を100とした場合に97.6%。先月比では0.5ポイント金額を下げた。

買取相場変動数6月

※毎月20日前後の週の情報をその月の情報としています
※計測開始時(2026年3月)を1として変動率を出しています。

注目5車種の買取相場推移

情報が豊富な5車種をピックアップしてその買取相場金額をグラフにしました。

スクロールできます
ヴェルファイア_3月から6月
ランドクルーザープラド_3月から6月
セレナ相場推移_3月から6月
相場推移ヴェゼル_3月から6月
相場推移N-BOX_3月から6月
  • ヴェルファイア(トヨタ)は5月3,120,000円から3,540,000円に上昇
  • ランドクルーザープラド(トヨタ)は5月4,460,000円から4,360,000円に下落
  • セレナ(日産)は5月2,300,000円から2,250,000円に下落
  • ヴェゼル(ホンダ)は5月2,400,000円から2,400,000円と横ばい
  • N-BOX(ホンダ)は5月1,010,000円から1,010,000円と横ばい

という結果になりました。

※5年落ち(2021年式)の車両を対象にした金額
※主要5車種はデータが豊富なものを選択。グレードや走行距離などの条件は除外しています
※買取金額をお約束するものではありません

相場変動の傾向

4月から閑散期に突入し、4月5月と横這いで進行していましたが、6月はさらに金額を下げました。例年では6月は4月5月の数値から少し戻す傾向にあるはずですが、今年はその動きが見られませんでした。7月のボーナスに向け、ここから上がることが予想されます。
車種別ではカローラやクラウンが金額を上げているのが印象的でした。

中古車買取のプロが語る、2026年6月の相場実態

今回は、楽天グループが運営するオークション型車買取サービス「楽天Car車買取」を統括する大崎周二郎氏に、今月の相場変動に対する現場の実感と今後の見通しについてお話を伺いました。

お話を伺った方

楽天カー大崎氏

大崎 周二郎(おおさき・しゅうじろう)氏
楽天グループ株式会社/オート事業部 ジェネラルマネージャー

楽天グループが運営する自動車関連の総合サービス「楽天Car」を統括。車検や洗車・コーティング、タイヤ交換、キズ修理の予約サービスのほか、自動車の買取オークションや中古車販売のプラットフォームの運営など、様々な自動車関連サービスを展開している。「楽天Car車買取」では、多様なバイヤーが参加するプラットフォームを通じて、ユーザーとバイヤー双方にとって最適なマッチングを実現する仕組みづくりに取り組んでいる。

閑散期のなかにも動きあり——車種ごとに景色が違う6月

全体で0.5ポイントの下落となった6月。大崎氏も全体感には同意しつつ、車種によって動きが異なると言います。

大崎氏(以下、大崎): 6月に大きく下げたという印象はないですね。ただ、車種ごとに見ると動きがかなり違います。ヴェルファイアはデータ上では数字を戻していますが、アルファードも含めて新車の供給が正常化してきているんです。今はもう納車待ちがほとんどない状態で、新車がすぐに手に入るとなると、中古車の値付けには当然影響が出てきます。実際、ユーザーさんからの出品は少し増えた傾向がありました。ただ、お客様の売却希望価格はまだ高いままなので、市場との価格ギャップが開いてしまっているのが現状ですね。

一方で、ヴェゼルはデータ上は横ばいに見えますが、現場の感覚では非常に堅調です。ステップワゴンスパーダも同様で、ロシア向けの輸出が非常に活発なことと、国内の小売でも引き続き人気があることが重なっています。本来であれば買取価格は下がっていくものですが、このタイミングでは逆に上昇に転じていますね。

また、ヴェゼル、N-BOX、ヴォクシー、ノア、ハリアー、シエンタといった小売で人気のある車種は、ずっと需要が高くてマッチングしやすい車両です。これらは比較的下取りに入りやすい車両で、買取のマーケットにはそこまで多く出てこないということもあって、需給のバランスが出ているのではないかと思います。

今後について言えば、7月中旬くらいまでは相場が大きく落ちることはないと見ています。我々はバイヤーさんから毎月「来月上がるか下がるか」のセンチメントを取っているんですが、これが5月から徐々に上向いてきていて、昨年と比べても堅調です。このトレンドは続くのではないかと思います。

売り時は「今」——ただしマクロの追い風は知っておきたい

売却のタイミングについて聞くと、大崎氏の答えは迷いなく「今」でした。

大崎: 売り時はいつかと聞かれたら、答えは「今」ですね。つまらない回答かもしれませんが、車の価値は基本的に下がるものです。スポットで上がることはあっても、それを予測してコントロールするのはほぼ不可能で、色々な要因が複雑に絡み合って相場が形成されていますから。売ろうかなと思った時が売り時。そこから1ヶ月、2ヶ月遅れたら下がるというのが概ね正解です。

ただ、足元ではマクロの追い風が3つあります。
1つ目は新車価格の上昇です。数年前と比べて100万、150万上がっている車も出てきていて、輸入車に限らず日本車もです。中古車の価格も連動して上がる前提が考えられます。
次にインフレ。物の価格が上がる局面では車両価格の下落も緩やかになる傾向があります。
そして円安です。先ほどのロシア向けの輸出の観点ではルーブルで見ると昨年水準から15〜20%上がっていて、海外バイヤーが同じ金額で買っていても我々の買取価格が10%上がってもおかしくない状態です。中古車マーケットは輸出の影響も大きいので、グローバルで見ると比較的追い風が吹いていると思います。

ただ繰り返しになりますが、売ろうかなと思った時が一番の売り時です。

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「楽天Car車買取」は、写真撮影と情報入力だけで出品が完了するオークション型の車買取サービスです。複数のバイヤーが競り合うため適正な価格がつきやすく、交渉の手間もかかりません。ご自身のお時間がある際に、スマホがあれば出品手続きが完結できるので、隙間時間で対応でき、タイムパフォーマンス、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。また、オンラインで完結するため、誰かと直接接触せずに対応でき、交渉が苦手な方や初めて下取り以外の売却を検討される方にも向いています

また、楽天Carアプリに車両を登録しておくと、おおよその買取相場を確認できます。車を資産として捉え、相場が上がったタイミングでの買い替え検討など、賢い売買の判断材料としてご活用ください。

「楽天Car車買取」では現在、お車の売却金額が10万円(税込)以上で成約された方を対象に、最大22,000ポイントの楽天ポイントが進呈されるキャンペーンを実施中。
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車買取ジャーナルでは、引き続き毎月の相場変動と市場トレンドをお届けしてまいります。

※この記事は2026年6月時点の情報で制作しています

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