2026年8月の車買取相場変動と市場トレンド

車を売却するタイミングを見極めるうえで、買取相場の動きを知ることは重要です。相場は季節や市場環境によって変動するため、「今月の相場は先月と比べてどうなのか」「これから上がるのか、下がるのか」といった情報は、売却を検討している方にとって大きな判断材料となります。
この連載では、毎月の買取相場データをもとに、主要車種の価格推移や市場の動きを解説。さらに、買取の現場で活躍するプロフェッショナルの生の声を通じて、データだけでは見えてこない市場のリアルをお届けします。
今月の買取相場変動(2026年8月)
2026年8月時点における買取相場変動率と、主要5車種の買取相場金額、また過去からの推移をご紹介します。
買取相場変動率
編集部が取得している車種別の買取相場情報から、毎週10台以上出現しているモデル(42台)の平均落札価格の変動を出しました。※単純平均(台数ウェイトなし)
8月は3月の平均落札価格を100とした場合に95.3%。先月比では1ポイント金額を下げた。

※毎月第2週前後の情報をその月の情報としています
※計測開始時(2026年3月)を100として変動率を出しています。
注目5車種の買取相場推移
情報が豊富な5車種をピックアップしてその買取相場金額をグラフにしました。





- ヴェルファイア(トヨタ)は7月 354万円から259万円に下落
- ランドクルーザープラド(トヨタ)は7月 432万円から420万円に下落
- セレナ(日産)は7月 235万円から242万円に上昇
- ヴェゼル(ホンダ)は7月 247万円から230万円に下落
- NBOX(ホンダ)は7月 109万円から112万円に上昇
という結果になりました。
※5年落ち(2021年式)の車両を対象にした金額
※主要5車種はデータが豊富なものを選択。グレードや走行距離などの条件は除外しています
※買取金額をお約束するものではありません
相場変動の傾向
3月の数値を100とした変動率が8月時点で95.3%となり、先月比で1ポイント低下しました。4月から続く緩やかな下降傾向が継続しています。車種別では、ヴェルファイアが前月比で大きく下落した一方、N-BOXやセレナは上昇に転じました。輸出向け高価格帯の車種が相場全体の平均を押し下げる構図が続いており、国内流通の主力車種との価格の二極化が引き続き見られました。ボーナス商戦期以降も相場の上昇圧力は限定的で、市場全体としては慎重な動きが続いています。
中古車買取のプロが語る、2026年8月の相場実態
今回は、MOTA 経営戦略部の田中 潤一郎氏に、今月の相場変動に対する現場の肌感覚と市場トレンドについてお話を伺いました。
月10万件規模の入札データを分析する立場から、8月の市場の動きと、今まさに転換点を迎えつつある相場の見通しについて解説いただきました。
お話を伺った方
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田中 潤一郎(たなか・じゅんいちろう)氏
MOTA/経営戦略部
大学院修了後、SAPにて生産管理・プロジェクト管理モジュール担当のコンサルタントとして従事。その後、ファーストリテイリングで店舗運営を、虎屋では営業管理・営業企画・経営戦略に携わる。2024年にMOTAに入社後は経営戦略部にてクライアント営業支援・データ分析・M&A推進を担当し、事業成長を牽引している。
編集部データとは異なる動き—9月の繁忙期へ向け回復局面
田中氏は今月の全体感をこう整理します。
田中氏(以下、田中): 弊社では月10万件前後の入札データをもとに相場を見ているんですが、車買取ジャーナル編集部の数字とは若干印象が違う部分がありました。
車の買取市場は、1・2・3月、特に3月が繁忙期のピークになります。そのあと4月頃にドンと落ちていくんですが、毎年じわじわ戻ってきて、2回目の繁忙期である8月の終わりから9月にかけて上がっていく。
9月は3月のピークまでとはいえませんが、3月始め頃の水準くらいには戻るといったところでしょうか。今年は相次ぐ自然災害や世界情勢の変動などの影響で少し落ち込みはあったにせよ、MOTAで見えている状況としては、全体の数字でいえばそこまで大きな変化はなく、今年も例年通りの範囲内に収まっている印象です。
車種別でも編集部の数字を見ると、ヴェルファイアはデータ上で大きく下落しているようですが、 ここまで極端に落ちているという感覚はないですね。
車の売り時——9月に売却検討する方は適切なタイミング
田中氏は売り時をこう見ています。
田中: 相場が年内で一番高くなる3月のタイミングを目指すというのもわかるんですが、車の年式は時間経過とともに古くなっていくので、個体としての価値は下がっていきます。売りたいと思って何ヶ月も引っ張ると、その分個体の価値が落ちていきますから、気持ちが固まったタイミングで動くのが一番いいんじゃないかと思います。
また、9月は車検のピークでもあって、半期決算を迎える販売店は繁忙期になりますから、買取事業者の入札が多くなる傾向があります。もし今「売りたいな」と思っているなら、検討のタイミングとしては悪くないタイミングと言えるでしょう
「MOTA車買取」——あんしん決済が8月から完全無償化、より安心な売却体験を
MOTAは、一括査定の中でも事前にネット入札を行うことで、価格競争が起きやすい環境を提供している。複数のバイヤーが事前入札するため、高額査定を提示する業者を見つけやすい。
また、MOTA車買取の特徴のひとつが「上位3社のみとやりとりすればいい」という点だ。通常の一括査定では数多くの業者から連絡が来るケースもあるが、MOTAでは入札額上位3社からの連絡に絞られるため、電話対応・査定訪問ともに最大3回で完結する。(※希望すれば4位以下の買取店への連絡も可能)
出品手続きが不安な方には、「MOTA車買取サポート」というオプションも用意されている。MOTAの専門スタッフが1回自宅に出向き、車両情報と査定情報を登録。その内容をもとにバイヤーが入札するため、ユーザーは複数社からの電話対応や苦手な金額交渉に悩まされることなく、スムーズに売却を進められます。
さらに、2026年8月からは 「あんしん決済」サービスが完全無償化となった。あんしん決済とは、先に買取業者から売却金額を振り込んでもらい、確認後に車両を引き渡すエスクロー方式で、「入金されるまで不安だった」という声に応えるサービスだ。
これまで成約金額の1%の手数料がかかっていたが、8月上旬より完全無料になった。手数料がネックになっていた方も、これからは気軽に利用できる。
車買取ジャーナルでは、引き続き毎月の相場変動と市場トレンドをお届けしてまいります。
※この記事は2026年8月時点の情報で制作しています
この記事で紹介したサービス
サービス
| サービス名 | MOTA |
| タイプ | 事前入札型 |
| 紹介業者数 | 3社 |
| 仲介対応範囲 | 事前入札で高額入札をした業者の紹介まで |
| 申込後キャンセル | 買取業者の紹介までなので可能 |
| 対応地域 | 全国 |
セールスポイント
- 電話でのやりとりは上位3社のみ
何十社もの買取店からの電話が無く、1社ずつ査定額を聞き出す手間も無いため、少ないやり取りで済みます。 - 最大20社の査定額がわかる
買取店の人と会わずに、最大20社の査定額をWEBで見られることが特徴。 - 下取りより平均約30万円UP
最大20社の買取店が、上位3社に選ばれるように競うため、自然と査定額が高くなるようです。
企業情報
| 企業名 | 株式会社MOTA |
| 設立 | 1999年6月3日 |
| 事業内容 | 自動車DX事業 不動産DX事業 |
| 所在地 | 東京都港区赤坂2丁目4番6号 赤坂グリーンクロス22階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 佐藤 大輔 |
