廃タイヤ付き鉄ホイールも査定対象、Reキャリーが買取を強化

タイヤ・ホイール買取のReキャリーは、廃タイヤが付いたスチールホイール(鉄ホイール)の査定・買取を強化している。交換後に処分費がかかると見られがちな鉄ホイールについて、リユースの窓口を広げる動きといえる。
運営はCARRY GROUP(秋田市)で、16都道府県に20店舗ある。
廃タイヤ付きのまま査定、4本未揃いなどは対象外

Reキャリーはアルミに加え、純正スチールホイールやタイヤ付き、新車外しにも査定する。今回の強化は、摩耗したタイヤが付いた鉄ホイールでも相談を受け付ける点にある。タイヤを外さずに持ち込める一方、買取は同社の査定基準を満たす場合に限る。1台分4本が揃っていない、著しい変形や破損で再利用が難しい場合は対象外になりうるという。 店舗は16都道府県・20店で、全国一律の窓口ではない。査定額の水準や手数料は公表されていない。
廃タイヤは2025年に9,000万本、取替時が大半
日本自動車タイヤ協会によると、国内の廃タイヤ発生量は2025年に9,000万本で、うち取替時が7,900万本、廃車時が1,100万本だった。スタッドレス交換やアルミへの履き替えで、純正鉄ホイールが余る場面は季節ごとに起きやすい。 鉄ホイールはアルミより値が付きにくく、まだ使える状態でも廃棄に回りやすい。廃タイヤの多くは燃料などとして処理されるのが現状で、ホイール単体のリユース窓口は限られやすい。同社は、補修用や冬用、商用車向けに中古流通があると説明している。
まだ使えるホイールを次の利用につなげる動き
廃タイヤ付きでも査定できる点は、捨てる前提を少し緩める意味がある。取替時に大量に出るタイヤとホイールのうち、まだ使える鉄ホイールを次の車に回せれば、廃棄を減らせるとみられる。 燃料として処理される流れが主流のなかで、使えるものを先にリユースへ回す順番は、資源の使い方として筋が通る。補修用や商用車向けの受け皿がある以上、相談の窓口が開いていること自体が、処分以外の出口になる。冬の履き替え時期には、その流れがより生きやすいだろう。
