オートバックス、カー用品買取を本格開始。店舗が近くにない方には宅配買取も展開

2025年7月1日、カー用品の大手チェーン「オートバックス」を展開する株式会社オートバックスセブンは、全国約600店舗にて中古カー用品の買取サービスを本格スタートしました。これまで一部店舗での実施に限られていたこのサービスを、全国のオートバックス/スーパーオートバックス/A PIT AUTOBACSなどへと一気に拡大。
ユーザーは「新品を買う場所」だったカー用品店で、「いらなくなった用品を売る」こともできるようになります。

タイヤ、ナビ、ドラレコもOK 店頭&宅配での“売却”がより身近に
買取対象となるのは、タイヤ、ホイール、カーナビ、レーダー探知機、ドライブレコーダー、スポーツシートなど、多岐にわたります。しかも、オートバックスで購入したものではない、他店で買った用品も買取ってくれるというのが大きな特徴です。筆者も1台前のスタッドレスタイヤを捨て忘れていたのでまさか金になるとは、というところ。
また、実店舗だけでなく「宅配買取サービス」も展開。近隣に店舗がない方や、まとめて売りたい方にとっても便利な仕組みが整っています。
さらに、2025年7月18日〜8月17日の期間中に買取・下取りを利用すると、抽選で1,000名に1,000Vポイント(オートバックス限定)が当たるキャンペーンも開催されるので、ガレージの掃除をするなら、今、かもしれません。

なぜ今? “カー用品も売れる”という選択肢の広がり
この施策の背景には、消費者のマインドシフトがあります。
近年の物価上昇を背景に、「モノを買う前に、まずは家の中を整理する」「使っていないものを売って現金化したい」といった意識が高まってきました。ブックオフやオフハウス、ハードオフ、セカンドストリートなどの中古買取店の賑いはまさにそれを物語っています。そして、カー用品もその例外ではありません。
車の買い替え、ライフスタイルの変化、あるいは買ってみたものの使わなくなったカーナビやドラレコ――それらを「売る」という行動が、以前よりもずっと自然な選択肢として広がっています。
“リアル店舗×中古買取”というモデルの可能性
中古カー用品は、これまでフリマアプリやオークションサイトでの個人売買が中心でした。
しかし、個人売買には「発送の手間」「商品の状態確認」「トラブルのリスク」など、不安要素も少なくありません。
今回のオートバックスが全国の実店舗で買取を行うことで、こうした不安を解消し、「気軽に売れる」という体験を提供できる点は、ユーザーにとってもポジティブでしょう。
今後、こういったカー用品買取は競合でもますます広がっていくのではないでしょうか。
この記事で紹介したサービス

基本サービス
サービス名 | オートバックス |
店舗持ち込み査定 | あり |
無料出張査定 | あり |
無料車両引取り | あり |
対応地域 | 全国 |
セールスポイント
- 丁寧な接客
オリコン顧客満足度®調査 車買取会社「担当者の接客力」にて6年連続1位に輝いています。 - 査定価格5日間保証
見積書の発行日を含め5日間にわたって査定価格が保証されるため、他社サービスと比較検討する時間をとることができます。 - 書面の見積書発行
書面の見積書発行により、言った言わないなどの不安を払拭。さらに査定後の減額は一切ないというのも、顧客に寄り添ったサービスです。
企業情報
企業名 | 株式会社オートバックスセブン |
設立 | 1947年2月 |
事業内容 | オートバックスグループ店舗のフランチャイズ本部としてカー用品の卸売および小売、車検・整備、車買取・販売、板金・塗装等 |
所在地 | 東京都江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント |
代表者 | 代表取締役 社長 堀井勇吾 |