ネクステージ、専門学校に車両を提供 若手整備士育成を支援

2025年8月、株式会社ネクステージ(名古屋市)は、整備士志望の学生を対象とした専門学校のオープンキャンパスに車両を提供すると発表しました。実際の車両を用いた体験学習を通じて、若い世代の技術習得を後押しする狙いがあります。
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車買取ジャーナル


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実習用車両を教育現場へ

提供される車両は、高校生や専門学校生が点検・整備を体験するプログラムで使用されます。
中古車流通の大手であるネクステージは、豊富な車両を保有している強みを活かし、教育機関に学習資源を提供。これにより、学生が最新の車両に触れる機会が拡大すると見込まれます。
整備士不足という社会的背景
自動車業界ではEVやハイブリッド車の普及が進み、従来より高度な知識と技能が求められるようになっています。
しかし厚生労働省の調査によれば、整備士の担い手は減少傾向にあり、若年層の志望者確保が課題となっています。こうした状況のもとで、産学連携による人材育成が急務とされています。
教育と産業をつなぐ取り組み

今回の取り組みは、単なる車両提供にとどまらず、企業と教育機関が連携して人材を育成する事例といえます。
実習環境の充実は、学生の実践的な学びを深めると同時に、将来的な業界理解の促進にもつながるでしょう。