ガリバー、愛知と茨城に大型店を新規出店。地域密着型の店舗網拡大

中古車販売大手のIDOM(本社:東京都千代田区)は、同社が展開する中古車ブランド「ガリバー」の新店舗として、2025年8月に愛知県名古屋市と茨城県ひたちなか市で計2店舗をオープンすると発表しました。
全国的な出店攻勢を続ける中で、地域特性に合わせた大型拠点の展開が注目されています。
守山区最大規模の展示台数を誇る「ガリバー守山店」
8月23日にオープン予定の「ガリバー守山店」は、名古屋市守山区内で最大規模となる約270台の展示車両を備えた大型店舗です(同社調べ・オープン時点)。
店舗は県道15号線沿いに位置し、周辺では住宅開発や学校開校が進むなど人口増が見込まれるエリアにあります。
同社では、この店舗を「地域の成長を支える一員」と位置づけ、生活圏に根ざしたサービスを提供するとしています。
茨城県内初の大型ガリバー「ひたち海浜公園前店」
続いて8月30日には、「ガリバーひたち海浜公園前店」が茨城県ひたちなか市にオープン。
敷地面積は3,122坪、展示車両は約250台(同社調べ)を予定しており、県内初となるガリバーの大型店舗として位置づけられています。
店舗は国道245号線からアクセスしやすく、大型商業施設が集積するエリアに立地するなど、買い物やレジャーのついでに立ち寄りやすい導線が整っており、ファミリー層や休日利用も想定した店舗設計となっています。
居心地を重視した店舗設計で家族連れにも対応
両店舗ともに、商談空間やラウンジスペース、キッズスペースなどの環境整備にも力を入れている点が特徴。
商談スペースには木材や植物を取り入れた温かみのある設計が採用されており、リラックスした雰囲気で話し合いができるよう工夫されています。
また、カウンター席から見えるキッズスペースや、ドリンクを自由に持ち込めるカフェスペースなど、来店者の利便性を高める配慮も見られます。



店舗展開を通じた地域接点の拡大に注目
IDOMは2025年夏の一連の出店で、地方都市およびその周辺地域へのプレゼンスを強化しています。
今回のような大型拠点の整備も、単なる中古車販売の場を超えて、地域住民が「車を選びに行く体験」を重視する流れの一部ともいえるでしょう。
「ガリバー守山店」店舗情報
- 店舗名 :ガリバー守山店
- 公式サイト:https://221616.com/shop/aichi/G01480/
- オープン日:2025年8月23日(土)
- 所在地 :愛知県名古屋市守山区中志段味蟹原291-4
- 営業時間 :10:00~20:00
「ガリバーひたち海浜公園前店」店舗情報
- 店舗名 :ガリバーひたち海浜公園前店
- 公式サイト:https://221616.com/shop/ibaraki/G01478/
- オープン日:2025年8月30日(土)
- 所在地 :茨城県ひたちなか市新光町25-1
- 営業時間 :10:00~20:00